2期目の発表がなされる
明治安田アセットマネジメント株式会社は25日、同社の取り扱う「明治安田中国人民元建債券ファンド」のAコース(円基準)、Bコース(米ドル基準)のそれぞれにおける、第2期収益分配金を発表した。
同日25日にファンドが決算を迎えたことによるもので、Aコースで分配金は200円(1万口当たり・税引前)、Bコースでは300円(1万口当たり・税引前)となっている。前回の第1期決算、2012年4月25日における分配金は、Aコースでは400円、Bコースでは100円であったので、比較するとAコースでは200円の引下げ、Bコースでは200円の引上げとなった。
(交付目論見書より参考画像)
今後の動向にも注目
課税前分配金を再投資したものとして算出した騰落率である、累積リターンでみると、Aコースは設定来で+3.06%、この6カ月で-3.16%を記録し、Bコースは設定来で+2.94%、この6カ月が+2.20%となった。
「明治安田中国人民元建債券ファンド」は、主にUOBファンドを通じ、中国本土以外の市場(オフショア市場)で発行または流通している人民元建債券(それに準ずるものを含む)に実質的な投資を行い、債券への投資収益と、人民元の値上がり期待による中長期的な投資収益の獲得を目指して運用されている。
Bコースでは、ファンドの外貨建資産総額を米ドル換算した額と同程度の為替予約を行い、米ドル対円の為替変動の影響を低減させ、実質的に米ドルから中国人民元へ直接投資を行うのと同様の効果を発揮するよう工夫されている。
なお、同ファンドにおける組入れ投資信託証券の運用は、シンガポールを拠点とする運用会社、UOBアセット・マネジメント・リミテッドが行っている。
明治安田アセットマネジメント
明治安田中国人民元建債券ファンド 収益分配金のお知らせ
http://www.myam.co.jp/up_pdf/