ニューホライズンキャピタル、製造業向け再生ファンドの創設を発表
ニューホライズンキャピタル株式会社は、中堅・中小企業の成長支援を目的としたファンド「ニューホライズン 2 号投資事業有限責任組合(NH-2)」の組成を発表した。
投資枠は150億円程度であり、今月5日一次募集が53億円で発効され、来年1~3月期を目処に2次募集を行う。中小企業基盤整備機構から20億の出資がされており、2次募集の終了までに最大で、40億円の出資を得る予定となっている。
ニューホライズンキャピタルは同ファンドを通じて2013年の中小企業金融円滑法の終了を見据え、地方銀行や国内外の機関投資家などと連携しつつ企業支援を行う構えを見せている。なお、投資先は主に機械・自動車・電気などを予定している。
ニューホライズンキャピタルの実績
今回創設を発表したファンドはミューホライズンキャピタルとしては2本目(創業からは8本目)となる。
ニューホライズンキャピタルは、前進であるフェニックスキャピタル時代から、三菱自動車をはじめ、東急建設、世紀東急工業、さくらや、ツムラなど、26社へのエクイティー投資を行い、債権の買収なども含めると70社以上の企業支援をしてきた。
直近では、日立化成グループで慢性的な赤字経営に陥っていたハウステックを2008年に買収して黒字化させた後、今年5月にヤマダ電機を売却するとともにさらなる成長路線に乗せた実績を持つ。
ニューホライズンキャピタル株式会社ホームページ
http://www.newhorizon.jp/