住信SBIネット銀行の年金利が3.5%~10%へ
住信SBIネット銀行が、現在同行で提供している「ネットローン プレミアムコース」商品を改定することを11月5日に発表した。
改定の内容は同コースに適用金利年3.5%~5.0%、利用限度額500万円超~700万円以下を新設するというもの。
利用限度額が600万円超~700万円以下でSBI証券の口座を所有している人の金利(年)が3.5%になる。基準金利は4.0%。利用限度額が500万円超~600万円以下でSBI証券の口座を所有している人の金利(年)は4.5%。基準金利は5.0%。取扱開始日は2010年11月5日(金)以降の申込分から。
住信SBI銀行では他銀行のカードローンの利用者からの借り換えのほか、自動車ローン、教育ローンからの借り換えにも期待をのぞかせている。
改正貸金業法が完全施行で新たな顧客の囲い込みを狙う
今年6月に改正貸金業法が完全施行された。当施行の柱は「総量規制」の導入と個人の借入総額が年収などの1/3に制限されたこと。
たが銀行のカードローンは総量規制の適用外だ。こうした法改正を背景に銀行カードローンは新たな顧客を囲い込もうと、低金利競争を繰り広げている。
主な金融機関のカードローンは、楽天銀行(旧イーバンク銀行)が最低金利4.9%を行っている。新生銀行も2010年7月に最低金利を4.8%まで引き下げた。そして8月にはオリックス.クレジットが4.6%に設定した。10月には三井住友カードが4.5%に引き下げ、4%台での争いが展開されていた。
住信SBIネット銀行
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