インドネシアの生保会社に5%の資本参加
明治安田生命保険相互会社(以下明治安田生命)が11月8日、インドネシアの生命保険会社「アブリスト社」に対し、5%の資本参加を行うことを発表した。
アブリスト社はインドネシアのジャカルタに本社を置く。1975年設立で、2010年9月30日現在で総資産約910億円、営業拠点数43、エージェント数4300人以上、従業員数500人となっている。
資本参加以外でも戦略的な業務提携を行う計画だ。アブリスト社の経営監督委員会に役員を1名派遣、事業協働のための人材派遣、団体保険市場などの協働開拓などの概要を掲げている。
インドネシアには多数の日系企業も進出しておりそれらの団体保険加入も見込める。
年率20%以上の伸びを見せるインドネシアの生保市場
2009年10月まで米国保険会社大手のアメリカン・インターナショナル・グループが60%出資していたが、経営悪化で現在は出資を引き揚げている。
インドネシアの人口は約2憶4000万人で世界4位。同国ではGDP成長と社会の成熟によって、生命保険市場が年率20%以上の伸び率で推移しており、今後のさらなる市場拡大が期待されている。
明治安田生命保険相互会社
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/release/2010/pdf/20101108.pdf