工場を建設、マヨネーズなどの調味料を製造・販売
キユーピー株式会社(以下キユーピー)が11月12日、ベトナム国にキユーピーベトナムを設立し、同国での事業展開の準備を進めることを発表した。
キユーピーベトナムの事業内容はマヨネーズ、ドレッシングといった調味料などの製造販売。会社設立日は2010年11月6日。資本金は10億円でキユーピーが90%、三菱商事が10%の内訳となっている。
キユーピーでは2010年4月、ホーチミン市内に駐在員事務所を開設。食品市場関連の情報を集めてきた。ベトナム国内の市場経済が発展し、食生活の欧米化が進み、ベトナム国内での製造・販売も将来性が十分に見込めると判断し、新会社の設立および新工場の建設を決めた。キユーピー製品の製造・販売は2012年夏頃に開始の予定だ。
東アジアの売上げ目標は2015年度で200億円
またキユーピーでは2009年度から2012年度にかけての3ヵ年中期経営計画で「東アジアへの本格的展開」を重要戦略として打ち出している。現在は中国、タイ、マレーシアで製造・販売を進めている。それにベトナムでの現地製造・販売が加わる。これら東アジア全体での2015年度における売上げ目標は200億円だという。
キユーピーアヲハタニュース
http://www.kewpie.co.jp/company/corp/newsrelease/2010/73.html