パナソニックなど9社※ は、神奈川県藤沢市の協力を得て、本格的な街まるごと「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」※ 構想の実現に向けた共同事業を進めることを、26日に発表した。
世界に先駆け、太陽光パネルや家庭用蓄電池を大規模に全戸導入する環境配慮型の街づくりで、各社の強みを集結し、次世代の安心・安全で快適なくらしを共同で実現するという。
太陽光発電システムと家庭用蓄電池を全てに標準装備
具体的には、太陽光発電システムと家庭用蓄電池を、全ての住宅・施設・公共ゾーン等、街区全体に初めから標準装備していく予定とのこと。さらに、このFujisawa SSTの事業モデルを、国内外で積極的に展開していく考え。
またFujisawa SSTでは、くらしのエコアイディアを活かしたサービスや、エネルギー機器の導入によるスマートタウンならではの新しい街区開発に取組む。そして開発・メーカ・サービスの各事業者が一体となり、マスタープラン段階から開発後の運用までを見据えた1,000世帯規模の新しい街づくりを行うとし、2013年度の開設を目指している。
※9社:
パナソニック(株)のほか、アクセンチュア(株)、オリックス(株)、(株)日本設計、住友信託銀行(株)、東京ガス(株)、パナホーム(株)、三井不動産(株)、三井物産(株)
※「Fujisawa SST」:
パナソニックが自社藤沢工場跡地に計画中のスマートタウン・プロジェクト。2010年11月17日、パナソニックと藤沢市は本構想及び基本合意の締結に関して共同発表している。
パナソニック(株)
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