NECは、省電力機能を充実させたビジネス向けデスクトップPC「Mate」とノートPC「VersaPro」の計11タイプ27モデルを、新たに製品化し、11日から販売開始した。
ユーザーで異なる姿勢や服装などの変化を捉えることで在席/離席を感知してモニタを自動でON/OFFする「離席センサ」を、ビジネス向けノートPCでは国内で初めて搭載、1日の消費電力を最大約84%削減できるという。
第2世代プロセッサーや離席センサなどで最大約84%減
同社はこれまでも、利用状況に合わせて省エネする「ECOボタン」や「ECOモード設定ツール」の搭載機種を提供してきているが、新製品では省電力に優れた第2世代インテル Core i7 vPro プロセッサーの採用や離席センサなどにより、4年前の同社製品との比較では、1日の消費電力量を「Mate」で最大約78%、「VersaPro」で最大約84%削減しているとのこと。
また、電源をあらかじめ設定した時間に自動的にバッテリーに切り替える「ピークシフト」機能を備え、これは6月中旬以降にソフトウェアで無償提供するという。
さらに、ユーザーの使い方を学習して無駄な電力を削減するソフト「エネパルPC」の3カ月無料体験版をWebサイトで提供するほか、待機電力を抑えるためにACアダプタからの電流をカットする「AC手元スイッチ」をオプションで提供する。
省電力に貢献できる機能を充実させたビジネス向けPC
http://www.nec.co.jp/press/ja/1105/1101.htmlNEC
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