投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」を運営する野村不動産アーバンネットは、このほど投資に関する意識調査を行った結果を公表した。一昨年から引き続き行っているもので、これが3回目となる。
調査は、5月19日~25日にかけて、ノムコム・プロの会員を対象にインターネットにて行ったもので、577人から有効回答を得たという。
投資したい商品は、不動産と外貨関連が増加の傾向
これによると、この1年間で投資したい商品(複数回答)では、「不動産投資」が70.2%と最も多く、前回より1.4%増加している。また、これに次ぐ「株式(日本株・外国株)」は38.0%と2.9%低下する一方、「外貨預金」が21.1%(+7.9%)、「FX(外国為替証拠金取引)」18.4%(+3.4%)と、高金利な外貨に人気が集まる傾向がうかがえた。
また投資用物件については、「買い時」または「間もなく買い時」と回答した割合が83.2%にもなり、投資家は今のマーケットを買い時とみているという。東日本大震災の影響によるマインド変化でも、3分の2が変わらないとの回答だった。
さらに、これから購入したい不動産物件を複数回答で尋ねると、「一棟マンション」が55.3%と前回より6.4%増え、前回最多の「区分マンション」が43.0%(前回52.0%)と逆転する結果となった。
第3回 不動産投資に関する意識調査
http://www.nomu.com/pro/news/110607_1.html野村不動産アーバンネット(nomu.com)
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