マツダ(株)は、これまで米フォードとの合弁による「オートアライアンスインターナショナル(AAI)」(米ミシガン州)での生産してきたMazda6(日本名:マツダ アテンザ)を現行モデルで終了し、次期モデルからは山口県の防府工場から輸出すると発表した。
北米での需要動向や為替の変動などを勘案の結果、生産および投資効率を改善してビジネスの最適化を図るもので、中国長春工場での同車種生産は続けるという。
<絵はアテンザ>
フォードとはメリット分野で提携協力関係を継続
発表の中で同社は、30年以上の協力関係にあるフォードとは、AAIの将来の可能性を引き続き協力して検討していくとし、今後も双方がメリットを得られる分野で協力し合い、戦略的提携関係を維持、Win-Winの関係を継続することで合意しているとのこと。
AAIは、1985年にマツダが設立し、92年からフォードとの合弁会社となったもので、これまでマツダ車は3車種を生産してきている。マツダとしては、自社側生産能力の半分に満たないことから今回の決断をしたもので、AAIの将来計画詳細については適切な時期に知らせるとしている。
発表記事
http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2011/201106/110607a.htmlマツダ(株)
http://www.mazda.co.jp/