HOYA(株)は、デジタル一眼ならではの多彩な写真表現や高画質画像を気軽に楽しめ、しかも超小型軽量サイズを実現した新システムのレンズ交換式デジタル一眼カメラ「PENTAX Q」を発売する。気軽に使え、持ち歩きし易くといった顧客ニーズに応えたものという。
同製品は、高精細1/2.3型の裏面照射型CMOSイメージセンサー、新開発“Qマウント”規格の超小型レンズ、光学ファインダー・ミラーなどを必要としない本体構造の採用などで、世界最小・最軽量となる一眼システムを実現したもの。
多彩な撮影機能とともに撮影アシスト機能なども充実
また、有効約1240万画素の高精細画像やフルHD動画、最高約5コマ/秒の高速連続撮影が可能で、ISO6400の最高感度とともに絞り優先自動露出などの多彩な露出モード、被写体に応じた画像仕上げが選べるカスタムイメージ機能なども備える。またボディにはマグネシウム合金を用いている。
さらに、本体内蔵の手ぶれ補正機構“SR(Shake Reduction)”や超音波振動によるゴミ除去システム“DR II(Dust Removal II)”など、撮影をアシストする機能も従来同様に充実しており、初級者でも安心して使用できる操作性を実現した。
このほか、被写体前後のボケ量を自動的に調整撮影できる“ボケコントロール”や、クロスプロセスのような独創的な画像が楽しめる“スマートエフェクト”など、ユーザーが個性的な作品づくりを楽しめる最新のデジタル画像処理機能も豊富に備えている。
この重量は、本体のみで約180g、電池・SDカード含めると約200gという。当初の月産数は20,000台で、店頭想定価格は7万円程度。なお、専用の交換レンズ5機種も別途発売する。
発表記事
http://www.pentax.jp/japan/news/2011/201108.htmlHOYA(株)
http://www.pentax.jp/japan/index.html