2024年11月24日(日)

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近鉄、全席３列シートの「次世代新型観光特急」投入で”おもてなし”

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近鉄、全席３列シートの「次世代新型観光特急」投入で”おもてなし”

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近鉄、全席３列シートの「次世代新型観光特急」投入で”おもてなし”

　2011年7月6日 09:00　

近畿日本鉄道(株)は1日、平成25年春から「新型観光特急」の運行を新たに開始すると発表した。今までにない「鉄道の旅」を提供し、乗ること自体が楽しみとなるようにする狙い。

同年に行われる伊勢神宮式年遷宮に合わせたもので、全席３列ハイグレードシートのほか、和風・洋風の個室やカフェテリアスペースも導入、専属アテンダントによる充実したサービスで“最高のおもてなし”を提供するという。

くつろぎの座席空間・電動レッグレストとサービスを用意

全座席には電動レッグレストを装備、また前後の間隔を125ｃｍとして広々とした座席空間を確保している。また専属のアテンダント（接客係）が乗車し、軽食や飲料の販売、おしぼりの配布、乗車記念品の配布などのきめ細かなサービスを行うとのこと。

６両編成の３号車は２階建てで、２階には軽飲食などを楽しめるカフェテリアスペースを導入する。１階はグループ専用席とし、夏休み期間中などはキッズルーム等、多目的に活用する。４号車は、家族やグループで旅を楽しめるよう、和風、洋風の個室を設置した。

なおこの特急は２編成のみの製造で、１編成は大阪から、もう１編成は名古屋から、それぞれ伊勢志摩方面への運用を予定している。一般特急料金のほか、新型観光車両料金（仮称）が設定される予定となっている。