ICカード無線通信で業務効率化・セキュリティ強化に
シャープは22日、FeliCaなどに対応したICカードリーダライタを標準搭載し、大容量バッテリーによる長時間駆動を実現した企業向けタブレット端末「RW-T107」を、9月5日に発売すると発表した。
7型液晶タッチパネルを搭載した端末は、営業・販売・サービスなど幅広い分野での業務支援に活用が可能で、想定価格は6万円程度としている。
主な特長は、非接触ICカードの無線通信規格「NFC」に対応し、会員カードシステムでの顧客情報呼び出しなどで効率的な業務システムが構築できること。また、端末使用者の認証用として活用すれば、セキュリティ強化にもなる。
スリムで軽量な本体は約8時間の長時間駆動が可能
また無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)対応により、幅広い無線環境で使えること。他の電子機器との電波干渉が少ない5GHz帯(IEEE802.11a)なら、テレビやPCなどの家電機器で無線LANを使用している店舗でも、スムーズな通信が可能という。
さらに、本体は縦13cmx幅19.4cmx厚さ1.15cm、重さ395gとスリムかつ軽量で、5,400mAhの大容量バッテリーを内蔵、約8時間の長時間駆動ができる。Android 2.3を採用し、Android マーケットから用途に応じて必要なアプリをダウンロードして使える。
発表記事
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/110822-a.htmlシャープ(株)
http://www.sharp.co.jp/index.html