電動アシスト自転車「ビビチャージ」、発売は12月1日
パナソニックの自転車製造販売会社であるパナソニック サイクルテック(株)は1日、走行中の運動エネルギーを使って発電、これをバッテリーに充電するとともに、エコナビ機能で自動節電走行が可能な電動アシスト自転車「ビビチャージ」シリーズを、12月1日より発売すると発表した。
同製品は、下り坂やブレーキ減速時の運動エネルギーを電気に変換(発電)・充電する回生充電機能の搭載により、「乗ったまま充電」が可能となるとともに、電気を効率よく活用する省エネ機能の「エコナビ」により、長距離走行を実現させている。
3種の走行モード、「平地充電」は最大距離160KMも
常にパワフル走行で電気を最大に消費(制動時のみ充電)する「パワー」モードに対し、平地でアシスト力を軽減し下り坂で自動的に発・充電する「オートマチック」モードでは、走行距離が1.3倍に、また、負荷の少ない平地走行時は走りを妨げない軽い負荷で発・充電する「平地充電」モードでは、走行距離が2.4倍までに伸び、より省エネ走行が可能という。
なおバッテリーには、8、12、16Ahと3種類のリチウムイオンバッテリーが用意され、業界最大容量の16Ahの場合の走行距離は、「パワー」モードで68KM、「オートマチック」モードで90KM、また「平地充電」モードでは160KMとなっている。
同製品には、16Ahバッテリーを5時間で充電可能な急速充電器が標準装備されたものもあり、価格帯は12万9,000円から16万5,000円とのこと。
発表記事
http://pct.panasonic.co.jp/news/re20110901.pdfパナソニック サイクルテック(株)
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