新興国の高配当利回りの株式に分散投資
ピクテ投信投資顧問株式会社は追加型投資信託の新商品「ピクテ新興国高配当株式低ボラティリティ戦略ファンド(毎月決算型)/(1年決算型)」(愛称:エマージング・プロ毎月/1年)の2ファンドを2015年5月29日に設定し、運用を開始する。
主に新興国の高配当利回りの株式に分散投資する商品で、信託期間は両ファンドとも無期限、決算日は毎月決算型が毎月10日、1年決算型が毎年5月10日だ。
5月1日より、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行を通じて当初募集が開始されている。運用はファンド・オブ・ファンズ方式で実施され、新興国の株式に加え、短期金融商品などにも投資が行われる。
低ボラティリティ戦略を採用し、日本初の運用手法を実現
ファンドはMSCI新興国株価指数の構成銘柄のなかで、値上がり益と配当収入が期待できる高配当利回りの株式を主な投資対象としているが、運用に際しては従来の新興国株式ファンドとは一線を画す、新発想の「低ボラティリティ戦略」が採用されている。
これは、値動きが相対的に小さい銘柄を選定すると同時に、値動きの異なる銘柄を組み合わせてポートフォリオを構築することで、価格変動リスクを抑えるというものだ。また、短期的に高リスクと考えられる国は投資比率が低減される。
日本初の運用手法となる「新興国高配当株式低ボラティリティ戦略」+「高リスク国の投資比率低減」で、一般的な新興国株式への分散投資よりも、価格変動リスクを抑えつつ平均リターンを向上させることを目指す。
(画像はプレスリリースより)
ピクテ投信投資顧問株式会社プレスリリース
http://www.pictet.co.jp/archives/55759