大和証券投資信託委託株式会社は、2020年4月1日付けで「大和アセットマネジメント株式会社」に商号変更する。今月22日に取締役会で決定した。
投資信託業界の先駆
同社は、1959年に大和証券より分離して設立。1961年に現存する日本最古の株式投資信託「インカムファンド(現「大型株ファンド」)」を設定、1973年には日本で初めてファンドマネージャー制を導入。
1983年にも日本初のセレクト型投資信託「スーパー・セレクト・ファンド」を開発・設定。さらに、2001年には他社に先駆けて目論見書の電子交付を実施するなど、日本の代表的な投資信託のリーディングカンパニーとして牽引してきた。
現在は、米国、英国など6カ国の海外拠点を持ち、昨年末の資産運用残高は17兆円とトップクラス規模に上る。
より広く周知を
今年12月で設立60周年を迎える節目の年にあたり、大和証券グループのアセット・マネジメント部門の中核を担っていく会社として、いっそう広く社会に認知してもらうのを目的に商号変更となった。
同社では「今後も投資家の皆様に最も信頼され、選ばれる資産運用会社を目指し、アセット・マネジメントビジネスを通して社会に貢献できるよう、努力を重ねてまいります」と話している。