特定非営利活動法人・確定拠出年金教育協会は、自ら運営する個人型確定拠出年金ナビを今月からリニューアルした。
iDeCoへの理解と普及に
現代の急速に進む少子高齢化、大幅な経済成長は見込めそうにない状況下、「ライフプランの考え方とお金の基本的な知識」が必要不可欠となる。
このような考え方が、確定拠出年金制度を通じて広く加入者に認識されていくことを推進するために、確定拠出年金制度がスタートした半年後の2002年1月に同協会は発足。調査活動やセミナーなどを通じて企業の担当者に情報提供し、継続教育が円滑に行われるようサポートしている。
公平な選択を支援
個人型確定拠出年金ナビは、iDeCoに関心を持った人たちが実際にスタートを切れるよう、第三者の立場から加入者になろうとする人たちに金融機関選びと運用商品選びを支援している。
この度のリニューアルは、年金制度や資産運用にそれほど詳しくない人にもiDeCoを活用できるよう、さらに来年度から加入要件が変更となり、加入可能年齢が拡大、iDeCoと企業型DCの併用といった情報提供を充実させた。
同協会は、「確定拠出年金制度が幅広い日本人の老後を支える柱となるよう、今後とも制度理解の促進と制度の充実に寄与してまいります」と話している。