マネックス証券株式会社は、9月10日(金)正午より、マネックスSP信託株式会社の信託契約代理店として、マネックスSP信託の提供する認知症や相続に備える株式管理サービス「たくす株」の取扱い(媒介)を開始すると発表した。
人生100年時代の社会的課題の解決に取り組む
なお、信託の仕組みを活用した株式管理サービスの取扱いは、証券業界初となる。
株式管理サービス「たくす株」は、「信託」という仕組みを活用し、お客が保有する国内上場株式(ETF等含む)を「たくす株専用口座」で預かり、万が一、お客が認知症になった場合には信託契約に基づいて家族が売却・出金をできるように設計されたサービス。
相続発生時には、「たくす株専用口座」の資産をあらかじめ指定した家族に速やかに渡す。
<特長>
「たくす株」には、以下のような特長がある。
(1)代理人による財産管理が可能
「たくす株」の申込み時に、配偶者か子どもを代理人とし
て指定する。万が一、お客が認知症になった場合、代理
人が「たくす株専用口座」の株式等の売却や売却代金の
出金を行える。
(2)相続手続きが容易
お客に相続が発生した場合には、戸籍謄本等を提示する
だけで、受取人に指定した家族が財産をそのまま受け取
ることができる。
(3)通知機能
お客が認知症になった後に代理人が出金する場合、あら
かじめ指定した家族に出金のお知らせをする。また、希
望すれば、お客によるログインが一定期間確認できない
場合に通知する「見守り機能」も利用できる。
(4)株式投資の継続が可能
認知症と認定されるまでは、「たくす株専用口座」でも
株式投資は継続でき、株主優待や配当の受取も可能。
詳細は、マネックス証券ウェブサイトを参照。
https://info.monex.co.jp/news/2021/20210824_01.html