松井証券株式会社は、投資信託取引における自動振替のスイープ入金サービスやMATSUI Bank入出金サービスの提供を開始した。
顧客限定の銀行サービス
同社は、住信SBIネット銀行株式会社が提供する「NEOBANK」を活用した金融サービス「MATSUI Bank(マツイバンク)」を、2023年10月から開始。
MATSUI Bank口座から松井証券の口座への自動振替(スイープ入金)・即時入出金サービスを受けられるほか、円普通預金に預けることで、預金金利年0.31%(税引後年0.247%)が適用され、外貨(ドル)普通預金に預けることで、預金金利年2.0%(税引後年1.5937%)となるなど、さまざまなサービスを利用できる。
その利便性がうけて、この11月現在で預金残高500億円、口座数は9万口座を突破した。
リアルタイムに入金
この度のサービスは更に機能拡充して、投資信託口座にスムーズかつダイレクトに入金できる。これまで、投資信託を取引する場合は総合口座に入金後、投資信託口座に振替する行程だった。
だが、それが簡略され、同社口座とMATSUI Bank口座の残高の範囲内であれば、利用回数の上限がないことで、売買タイミングを逃すことなく取引が可能になる。