A・Bの2コース、1月29日設定予定
野村アセットマネジメント株式会社は、新たなファンドとして、追加型投資信託「野村DCテンプルトン・トータル・リターン Aコース」および「野村DCテンプルトン・トータル・リターン Bコース」を設定する予定であることが分かった。販売は野村証券が行う。
当初設定額は、上限1億円で、2013年1月29日の新規設定・運用開始を予定している。信託期間は無期限と予定される。ファンドはいずれも、確定拠出年金専用ファンドだ。Aコースでは、原則為替ヘッジを実施する。一方のBコースでは、原則として為替ヘッジを実施しない。
(野村AMサイトトップより参考画像)
世界の国債、政府機関債、社債などに投資
ファンドは、ファンド・オブ・ファンズ方式で運用される。主には「FTIF-テンプルトン・グローバル・トータル・リターン・ファンド JPYクラス」を通じて、新興国を含む世界各国の国債や政府機関債、社債等に実質的な投資を行うものとなっている。債券は、現地通貨建てのものも含むとする。
Aコースで実施する為替ヘッジは、ポートフォリオの通貨配分にかかわらず、純資産総額を米ドル換算した額と、ほぼ同額程度の米ドル売り円買いの為替予約取引等により、対円で行う。
発行価格は当初1口当たり1円で、申込単位は1円に以上1円単位(当初元本1口=1円)。信託報酬(総額)は、純資産総額に対して年0.7455%(税抜き0.71%)、実質的な信託報酬率は年1.5955%(税込)程度としている。決算は年1回で、11月13日(休業日の場合は翌営業日)となる。
野村アセットマネジメント
http://www.nomura-am.co.jp/