2商品を新たに追加、2商品の販売を停止へ
株式会社七十七銀行が2月1日、同行の取り扱う投資信託商品についてラインアップを見直し、2商品を追加、一部商品の販売を停止することを決定したと発表した。この変更は2013年2月15日より適用される。
新たに追加されるのは、2つの債券型ファンドだ。1つは、三菱UFJ投信株式会社の運用する追加型投資信託「国際機関債ファンド(円コース)愛称:キックオフ」で、もう1つは、日興アセットマネジメント株式会社の運用する追加型投資信託「円サポート」となっている。
一方、販売停止となる商品は、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社の運用する「GS BRICs株式ファンド」と、日興アセットマネジメント株式会社の運用する「株ちょファンド日本(高配当株・割安株・成長株)毎月分配型 愛称:カブチョファンド」の2商品である。これらファンドに関しては、販売取扱は停止するが、解約および買取の換金受付については、引き続き従来通り取り扱うとしている。
多様化する金融資金運用ニーズに応えて変更
七十七銀行では、今回の変更を、多様化する顧客の金融資金運用ニーズにさらに応えていくため、決定したそうだ。
新たに取り扱われることとなった2ファンドについて見ておくと、「国際機関債ファンド(円コース)愛称:キックオフ」は、2010年7月14日に設定されたファンドで、原則として取得時にAAA格相当の信用力がある国際機関債を主要投資対象としている。ファンドの組入れ債券の平均残存期間は、原則として7~10年。為替変動リスクの低減を図るため、為替ヘッジを実施している。決算は毎月8日(休業日の場合は翌営業日)である。
「円サポート」は、2011年2月28日に設定されたファンドで、日本および世界の格付けの高い国債・国際機関債等を主要投資対象としている。海外の債券については、原則として買付時においてAA格相当以上の格付けが付与されている国に投資するものとしており、外貨建て資産については、原則として対円での為替ヘッジを行っている。基本的に為替ヘッジ後の利回りが相対的に高い国の中で、3カ国から5カ国程度の債券に分散して投資し、安定した収益の確保を目指していくものとしている。決算は毎月10日(休業日の場合は翌営業日)である。
七十七銀行 ニュースリリース
http://www.77bank.co.jp/pdf/newsrelease/七十七銀行
http://www.77bank.co.jp/三菱UFJ投信 国際機関債ファンド(円コース)愛称:キックオフ
http://www.am.mufg.jp/fund/260429.html日興アセットマネジメント 円サポート
http://www.nikkoam.com/products/detail/641537/