平成22年・5月分の景気ウォッチャー調査結果
平成22年6月8日、内閣府が、平成22年度5月分の景気ウォッチャー調査結果を発表しました。
平成22年5月の景気の現状判断DI(ディフュージョン・インデックス)は、平成22年4月に比べ2.1ポイント減の47.7となりました。また、平成22年5月の先行き判断DI(2~3ヵ月先の景気の先行きに対する判断DI)は、平成22年4月に比べ1.2ポイント減の48.7となりました。
今回の景気ウォッチャー調査結果の特徴は
内閣府・景気ウォッチャー調査・平成22年5月調査結果(抜粋)によると、内閣府は、『今回の景気ウォッチャー調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は「景気は、厳しいながらも、持ち直しの動きがみられる」とまとめられる。』と指摘しています。
つまり、政府(内閣府)は、日本の景気は、今後も緩やかながら回復すると見ています。
しかし、NYダウや日経平均株価などの株価の下落傾向(6月7日時点)、ハンガリーの財政問題が浮上するなど、ヨーロッパの財政懸念及び景気の先行き懸念は依然としてくすぶっています。
この結果を見る限り、景気回復の傾向が継続されるかどうかは、短期的には厳しい情勢といえます。
内閣府
http://www.cao.go.jp/景気ウォッチャー調査(平成22年5月調査、平成22年6月8日内閣府発表)
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2010/0608watcher/menu.html