野村アセットマネジメント、新商品「野村カルミニャック・ファンド」の設定・運用を開始
野村アセットマネジメント株式会社は、投資信託新商品「野村カルミニャック・ファンドAコース/Bコース」の設定・運用開始を4月24日に行った。
新興国を含む世界各国の株式、債券(国債、政府機関債、社債等)を実質的な投資対象としたファンドで、ファンド・オブ・ファンズ形式で運用が行われる。
外国投資信託「カルミニャック・パトリモワン」を通して、世界各国の株式・債券に投資を行い、国内投資信託である「野村マネーマザーファンド」を通して円建ての短期有価証券等に投資を行う。
投資する外国投資信託は、ユーロ売り円買いの為替取引を行う「Aコース」と、対円での為替ヘッジを目的とした為替取引を行わない「Bコース」の2種類から構成されている。
通常時は原則として、「カルミニャック・パトリモワン」への投資比率を90%以上としており、AコースとBコース間でのスイッチングも可能だ。
フランス籍円建て外国投資信託「カルミニャック・パトリモワン」
投資するフランス籍円建て外国投資信託「カルミニャック・パトリモワン」は、3年以上の投資期間において、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(税引き後配当込み、ドルベース)をユーロ換算した指数と、シティグループ世界国債インデックス(ユーロベース)を年初時点で50%ずつ合成した指数を参考指数とし、その参考指数を上回る成果を目指して運用が行われる。
世界各国の株式・債券への投資配分はグローバルなマクロ経済環境や先行指標(成長性、インフレーション、財政等)によって、積極的に変化させていく。
また、同じく投資対象である国内投資信託「野村マネーマザーファンド」は、残存期間の短い公社債や、短期有価証券に投資することで、利息等収益や流動性の確保を図るファンドとなっている。
野村アセットマネジメント株式会社
http://www.nomura-am.co.jp/fund/pros_gen/Y1180210.pdf