新光投信、3つの経済政策の恩恵を受ける銘柄に投資する新商品の運用開始
新光投信株式会社は投資信託新商品「新光日本株式アクティブオープン(愛称:煌きの矢)」の運用を4月26日より開始した。
わが国の金融商品取引所上場株式(上場予定を含む)を主要投資対象とした商品で、他ファンドを通さずにわが国の株式等に直接投資を行い、外貨建資産への投資は行われない。
ポートフォリオはわが国の金融政策・財政政策・産業育成政策などの恩恵を受ける銘柄を中心に、利益成長性、財務健全性などを個別に分析したうえ、業種分散も考慮して構築される。
収益分配は原則として年2回(毎年4月、10月の各月25日。休業日の場合は翌営業日)に行われる。なお、「分配金受取コース」と「分配金再投資コース」の2コースが用意されており、再投資コースを選択した場合(販売店によっては、どちらか一方の取り扱いの場合もあり)、分配金(税引後)は自動的に無手数料で全額再投資される。
日本経済再生へ向けた3つの経済政策
現在、日本政府は、長引く円高・デフレ不況からの脱却、雇用や所得の拡大などを目指し、3つの経済政策を実施している。
1つ目は「大胆な金融政策」だ。政府と日銀は2013年1月22日に、物価安定の目標をこれまでの消費者物価前年比上昇率を1%「目途」から、2%「目標」とする声明を発表した他、2014年から13兆円程度の長期国債・国庫短期証券・不動産投資信託などの金融資産を毎月買い入れることで、市場への資金供給量を増やすとしている。
2つ目は「機動的な財政政策」で、日本経済再生に向けた緊急経済対策として、暮らしの安心・地域活性化や復興・防災対策などを盛り込んだ政策等を発表している。
3つ目の「民間投資を喚起する成長戦略」は、「健康」「エネルギー」「次世代インフラ」「地域活性化」を重点4分野と位置づけ、産業競争力会議などを経て、研究開発プランや規制改革案を具体化し、新たな成長分野を創出するものとしている。
このファンドはこれらの経済政策の恩恵を受ける銘柄を主要投資対象とした商品となっている。
新光投信株式会社ホームページ
http://www.shinkotoushin.co.jp/news/info2_file/