野村アセットマネジメント、新商品「米国エネルギー革命関連ファンド」の運用を開始
野村アセットマネジメント株式会社は投資信託新商品「米国エネルギー革命関連ファンド(愛称:エネルギーレボリューション)」の設定を5月21日に行った。
ファンド・オブ・ファンズ形式で運用を行う商品で、ケイマン諸島籍円建外国投資信託である、「ノムラ・セレクション・ファンド-USエネルギー・ファンド」を通して、米国の金融商品取引所に上場されているエネルギー関連事業等に投資するMLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)に投資し、国内投資信託である「野村マネーインカム・マザーファンド」を通して、円建ての短期有価証券等に投資を行う。
実質組入外貨建資産について為替ヘッジを行う「Aコース(為替ヘッジあり)」と、為替ヘッジを行わない「Bコース(為替ヘッジなし)」の2種類から構成されており、両者の間でスイッチングを行うことが可能となっている(販売会社によっては不可の場合日もあり)。
収益分配は原則として毎月27日(休業日の場合は翌営業日、初回は平成25年7月29日)に実施される。
エネルギー関連事業に特化した投資
このファンドの実質的な主要投資対象であるMLPは、米国で実施されているLP(リミテッド・パートナーシップ)のうち、エネルギー関連事業などからの収入、およびそれらに関連する資産からの金利や配当が総所得の9割以上を占めており、かつ、その出資持分が金融商品取引所に上場されているものを指す。
MLPを主要投資対象とする投資信託証券への投資比率は概ね90%以上を目処としているが、MLP市場は株式市場等と比較して、相対的に流動性が低いことから、市場混乱時などにおける価格変動リスクが大きくなる場合がある。
さらに、エネルギー関連事業という特定のテーマに絞った投資を行うので、分散投資した場合と比べて基準価格が大きく変動する場合もあるので、注意が必要だ。
野村アセットマネジメント株式会社ホームページ
http://www.nomura-am.co.jp/fund/pros_gen/