ニッセイアセットマネジメント、世界各国の高配当株式に投資する新商品の運用を開始
ニッセイアセットマネジメント株式会社は投資信託新商品「ニッセイ世界高配当株ファンド(毎月決算型)/(年2回決算型)」の設定を7月23日に行った。
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世界各国の高配当株式および不動産投資信託(リート)を実質的な主要投資対象とした商品で、「毎月決算型」と「年2回決算型」の2つのコースがある。
信託期間は平成25年7月23日から平成30年7月20日まで、信託金限度額は各ファンドにつき、5,000億円、収益分配日は「毎月決算型」が毎月20日、「年2回決算型」が毎年1月20日および、7月20日となっている。
運用はファンド・オブ・ファンズ形式で行い、ケイマン籍外国投資信託証券「NAM・グローバル・ハイディビデンド・エクイティ・ファンドFX・オープン・クラス」を通して世界各国の高配当株式やリート等に投資が行われ、国内籍投資信託証券「ニッセイマネーマーケットマザーファンド」を通して、円建ての短期公社債・短期金融商品に投資が行われる。
なお、「毎月決算型」と「年2回決算型」との間でスイッチング(乗り換え)を行うことも可能だ。
株式への資金の移動「グレート・ローテーション」
現在の金融市場では、株式への資金の移動「グレート・ローテーション」が注目されている。また、世界的な低金利のなか、利回りの高い高配当株式を投資対象としたファンドは大きな存在感を示している。
世界の高配当株式は他の資産と比べてリターンが高く、リスクは世界株式や国内株式とほぼ同じ水準であり、1996年以降の年間パフォーマンスの平均で比較した場合、上昇時、下落時、いずれの場合も世界の高配当株式が世界株式を上回ったという例もある。
また、「安定的な配当収益」と「株価の値上がり益」を合わせたトータルリターンの獲得を目指すこのファンドでは、配当利回りが高いだけではなく、利益成長力があり、株価の上昇が期待される「真の高配当銘柄」に厳選して投資を行う。
ニッセイ世界高配当株ファンド交付目論見書
http://www.daiwa.jp/products/fund/nissay_global/