日本および新興国を含む世界の債券、通貨に投資
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社は投資信託新商品「GS 債券戦略ファンド(愛称:ザ・ボンド)」の運用を9月30日に開始した。
日本および新興国を含む世界の政府および政府機関が発行する債券、社債(ハイ・イールド債券も含む)、モーゲージ証券、アセットバック証券、通貨等を実質的な主要投資対象とした商品で、収益分配と為替ヘッジの実施有無に応じてAコース(毎月決算型、為替ヘッジあり)、Bコース(毎月決算型、為替ヘッジなし)、Cコース(年2回決算型、為替ヘッジあり)、Dコース(年2回決算型、為替ヘッジなし)の4つのコースが用意されている。
収益分配日は、AコースおよびBコースが毎月23日、CコースおよびDコースが年2回1月23日と7月23日(休業日の場合は翌営業日)となっている。
不況時や景気後退局面では、相対的にリスクの低い国債、政府保証債等の投資比率を高くし(ディフェンス戦略)、好況時や景気回復時には資産を増やすのに有効なハイ・イールド債券やエマージング債券等の比率を高くする(オフェンス戦略)といったように、資産配分は市場・経済環境に応じて機動的に変更される。
2つの戦略の投資アイデアを融合
運用はファンド・オブ・ファンズ形式で実施される。ルクセンブルク籍外国投資証券(米ドル建て)「ゴールドマン・サックス・ファンズS.I.C.A.V.-ゴールドマン・サックス・グローバル・ストラテジック・インカム・ボンド・ポートフォリオ」を通して、日本および新興国を含む世界の債券および通貨に投資が行われ、アイルランド籍外国投資証券(米ドル建て)「ゴールドマン・サックス・ファンズ・ピーエルシー-ゴールドマン・サックスUS$リキッド・リザーブズ・ファンド」を通して、米ドル建ての短期金融市場証券にも投資が行われる。
ポートフォリオは、デュレーション・国別配分・通貨配分・セクター配分などを決定する「トップダウン戦略」と、国債・政府系機関債・エマージング市場債券・資産担保証券などの各資産における銘柄を選択する「ボトムアップ戦略」を融合させて構築される。
GS 債券戦略ファンド交付目論見書
http://www.goldmansachs.com/japan/gsitm/funds/pros/