3つのコースで構成
日興アセットマネジメント株式会社は投資信託新商品「資源ファンド(株式と通貨)ブラジルレアル・コース/南アフリカランド・コース/米ドル・コース(資産成長型)」の運用を12月4日に開始した。
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世界の資源株を実質的な主要投資対象とした商品で、「ブラジルレアル・コース」、「南アフリカランド・コース」、「米ドル・コース」の3つのコースが用意されている。信託期間は2023年12月18日まで、信託金限度額は各ファンド5,000億円、収益分配金は年1回毎年12月17日に行われる。
運用はファンド・オブ・ファンズ形式で実施され、各コースとも日興アセットマネジメントアメリカズ・インクが運用するケイマン籍円建外国投資信託を通して世界の株式に投資が行われる他、日興アセットマネジメント株式会社が運用する証券投資信託「マネー・オープン・マザーファンド」を通して国内公社債などにも投資が行われる。
なお、世界の資源株への投資は、米ドル建てで行われる。「米ドル・コース」は米ドル建てのまま運用が行われるが、資源国通貨で運用を行う「ブラジルレアル・コース」、「南アフリカランド・コース」は、各コースの通貨で対米ドルの為替取引を行うため、プレミアムなどの享受が期待できる。
中長期的な上昇が期待できる世界の資源株
新興国の経済発展や世界人口の増加などから、今後も世界的な資源需要の拡大が見込まれる一方で、天然資源の有限性や供給能力の限界などが指摘されており、資源需給は窮迫すると考えられている。
また、シェールガス/オイルやクリーンエネルギーなど、新エネルギーに関連するビジネス分野は成長が期待されており、これらの状況を背景に、世界の資源株は今後も中長期的に上昇すると考えられている。
資源ファンド(株式と通貨)交付目論見書
http://www.nikkoam.com/files/fund_pdf/942200/file/