国内唯一、DAX指数への連動をめざすインデックスファンド
日興アセットマネジメント株式会社は投資信託新商品「インデックスファンド DAX30(ドイツ株式)」の運用を3月10日に開始した。ドイツの金融商品取引所に上場されている株式を実施的な主要投資対象とした商品で、信託期間は2029年2月20日まで、信託金限度額は5,000億円、決算日は年1回毎年2月20日(休業日の場合は翌営業日)となっている。
運用はファミリーファンド方式で実施され、マザーファンドである「インデックス マザーファンド ドイツ株式」を通して、投資対象であるドイツ株式などに投資が行われる。
また、「DAX 指数(円換算ベース)」の動きに連動する投資成果をめざして運用が行われ、ETF(上場投資信託)などへの投資や株価指数先物取引などの活用を行うこともあるとしている。なお、DAXへの連動をめざすインデックスファンドとしては国内唯一の商品となる。
ドイツの有名企業30社で構成されているDAX指数
DAX指数とはドイツのフランクフルト証券取引所に上場する銘柄のなかから、優良企業30社を選出し、構成した代表的な株価指数で、1987年12月末の時価総額を1,000とし、浮動株調整後の時価総額加重を基本に算出される、配当込みの株価指数となっている。
時価総額や流動性をもとに選出されており、バイエル(構成比10.3%)、BASF(8.7%)、フォルクスワーゲン(3.6%)、BMW(3.4%)、アディダス(2.4%)など世界的に有名な企業が数多く組み入れられている。このDAX指数に連動する投資効果をめざして運用を行うことにより、欧州最大の経済大国ドイツならびに欧州経済の成長の恩恵を受けることが期待される。
インデックスファンド DAX30(ドイツ株式)交付目論見書
http://www.nikkoam.com/files/fund_pdf/642312/file/