ニュージーランド・ドル建ての高格付け公社債に投資
大和住銀投信投資顧問株式会社は投資信託新商品「短期NZドル債オープン(毎月分配型/資産成長型)」の運用を4月4日に開始した。
ニュージーランド・ドル(NZドル)建ての高格付け公社債および短期金融商品を実質的な主要投資対象とし、安定的な利息収入の確保を目指した商品となっている。
「毎月分配型」と「資産成長型」の2つのコースが用意されており、信託金限度額は各コース3,000億円、信託期間は両コースとも平成36年4月8日までの約10年間、収益分配日は「毎月分配型」が毎月7日で、「資産成長型」が毎年3月と9月の7日となっている。
運用は「短期NZドル債マザーファンド」をマザーファンドとする、ファミリーファンド方式で実施される。他にも、ファンド全体のデュレーションは原則として3年未満とし、為替ヘッジなどは実施されないなどの特徴もある。
高格付け・高金利のニュージーランド
ニュージーランドは日本、イタリアなどよりも格付け(自国通貨建長期債務格付け)が高く、アメリカ、ドイツ、イギリスなど同程度の格付けを持つ他の主要国と比較して、政策金利も約2.5%と高い。
このファンドが投資対象とする、NZドル建ての公社債は原則として取得時において長期格付けでA格相当以上、短期格付けでA1/P1相当以上の格付けを取得しているものとしている。
短期NZドル債オープン(毎月分配型/資産成長型)交付目論見書
http://www.daiwasbi.co.jp/products/search/fund/pdf/