2010年4月度のチェーンストア販売統計(月報)発表
2010年(平成22年)6月22日、日本チェーンストア協会が、2010年5月度のチェーンストア販売統計(月報)を発表しました。
2010年5月の全国スーパー売上高は、既存店のベースで、2009年5月に比べ5.3%減少の1兆204億円となり、18ヵ月連続で前年を下回りました。
そのうちの部門別として、2010年5月の食料品の売上高は、既存店のベースで、2009年5月に比べ5.8%減少の6366億円となりました。一方、2010年5月の衣料品の売上高は、既存店のベースで2009年5月に比べ3.0%減少の1102億円となりました。
(画像は、日本チェーンストア協会HPトップページ)
2010年5月のスーパーの動向は
2010年5月もスーパー業界にとっては厳しい結果となりました。この結果の意味するところとしては、消費者の倹約志向が引き続いているといえます。
現在、政府・与党関係者(民主党政権)らが、「消費税10%引き上げ」について言及しています。また、来年度からの子ども手当の満額支給は困難な状況とされています。今後、このような政治的リスクが、スーパー売上高にどのように影響を及ぼすか気になるところです。
日本チェーンストア協会
http://www.jcsa.gr.jp/