平成22年6月の工作機械受注結果とは
平成22年7月8日、社団法人・日本工作機械工業会は、平成22年6月の工作機械受注総額(速報)を発表しました。
(画像はイメージ)
平成22年6月分の工作機械受注総額(速報)は、平成21年6月に比べ、およそ2.4倍の834億9300万円となりました。
平成22年6月分の工作機械受注総額(速報)の内訳のうち内需は、平成21年5月に比べおよそ2.0倍の291億5700億円、外需は、平成21年5月に比べおよそ2.6倍の543億3600万円となりました。
今回の工作機械受注総額結果の特徴は
注目すべきは、前月に続き6月の工作機械受注総額が平成21年6月に比べ大幅増になりました。そして、平成22年5月(前月)に比べても、およそ1.03倍と若干増加に転じたことです。
工作機械受注総額が増加した背景としては、中国など新興国の景気回復による受注増が影響したとみられます。
今回の結果をみても、日本の工作機械受注は、相変わらず外需に頼っている構図に変化はありません。よって、今後の工作機械受注額の見通しを推計する上では、新興国の動向が大きく影響を与える見通しです。
社団法人・日本工作機械工業会
http://www.jmtba.or.jp/