2010年6月度のチェーンストア販売統計(月報)発表
2010年(平成22年)7月22日、日本チェーンストア協会が、2010年6月度のチェーンストア販売統計(月報)を発表しました。
2010年6月の全国スーパー売上高は、既存店のベースで、2009年6月に比べ1.4%減少の1兆73億円となり、19ヵ月連続で前年を下回りました。
そのうちの部門別として、2010年6月の食料品の売上高は、既存店のベースで、2009年6月に比べ1.4%減少の6277億円となりました。
一方、2010年6月の衣料品の売上高は、既存店のベースで2009年6月に比べ1.5%増加の1164億円となりました。衣料品の売上高の増加(前年同月比)は、54ヵ月ぶりです。
(画像は、日本チェーンストア協会HPトップページ)
2010年6月のスーパーの動向は
2010年6月のスーパー売上高は、2010年5月に比べて、前年同月比のマイナス幅が縮小するなど明るい材料がみられます。
また、平成22年7月22日、日本チェーンストア協会は、2010年上半期(1月から6月まで)のチェーンストア販売概況も発表しました。
全国スーパーの平成22年上半期の総売上高は、6兆488億円余となり、平成21年上半期に比べ4.3%減少となりました。今回(上半期売上高)の結果は、消費者の倹約志向などでスーパー業界にとって、相変わらず厳しいものとなりました。
現在(平成22年7月22日現在)、気温が上がり日本各地で猛暑が記録されています。平成22年7月以降は、この気温上昇によってスーパー売上高の増加が期待されます。
日本チェーンストア協会
http://www.jcsa.gr.jp/