シャープも電子書籍市場に本格参入
アメリカにおいては、アップルのiPadの売れ行きが好調で、ますます電子書籍市場が拡大傾向となっております。日本においても関連企業による電子書籍事業への参入が相次いでいます。
(画像はイメージ)
2010年7月20日、シャープは、「新たな電子書籍ソリューションで、電子書籍事業に参入」と題するニュースリリースを発表しました。
このニュースリリースによると、シャープは、次世代電子書籍フォーマットXMDF(シャープ提唱の国際標準規格の記述(XML)フォーマットで作成された電子書籍フォーマット)を開発したとのことです。
そして、シャープは、年内にも次世代電子書籍フォーマットXMDFを核として設立した新しい電子書籍ソリューションを提供し、電子書籍事業に参入するとのことです。
電子書籍市場を巡る動向
アメリカにおいては、電子書籍の売り上げが実際の書籍の売り上げを上回る事例も現れています。よって、書店業界でも電子書籍は無視できない存在となりつつあります。
そんな中、大手書店である紀伊國屋書店が、平成22年7月21日、「電子書籍事業準備室」を発足したと発表しました。このように大手の出版業界や電機業界など電子書籍事業への参入が相次いでいます。
今後は、日本において、電子書籍ビジネスがどれほどの市場規模になるかが注目されます。
「新たな電子書籍ソリューションで、電子書籍事業に参入」(ニュースリリース・シャープサイト内)
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/100720-a.htmlシャープ
http://www.sharp.co.jp/index.html