新規雇用急増
米国政府の最新の四半期調査によると、数10億ドルが費やされた景気刺激策によって約250万から360万の新規雇用が創出された。
予想をはるかに超える数字
当初は220万から280万の雇用増が見込まれていだが、結果的には予想をはるかに超える数字となった。大統領の景気刺激策による景気の回復も予想されていたよりもはるかに良いようである。
その上、アメリカの経済成長率が3%ほど上昇することにもつながったようで、この景気対策は大成功だったと言えるであろう。景気対策の大成功はオバマ政権にとっての起爆剤となるだろう。
予想されていたのは・・?
実は大手銀行はアメリカの経済成長率は0.2%から0.3%低下すると言う予想を出していたのだ。ガソリンと自動車の販売数は0.2%落ち込んだが、全ての産業を含んだ国全体の収益は4.8%増加した。
しかし、世界最大の経済が真の強さを取り戻したかどうかにはまだまだ疑問が残る。アメリカの経済活動の3分の2は消費者の支出に頼っているからだ。他の分野の経済活動を活性化させることがこれからの課題となるであろう。
編集部 R.Nakao
Finance markets
http://www.financemarkets.co.uk/2010/07/15/obamas-stimulus-‘created-more-jobs-than-expected/