7月の「消費動向調査」結果が発表
平成22年8月12日、内閣府は、平成22年7月の消費動向調査(全国、月次)の結果を発表しました。
(画像は内閣府HPトップページ)
平成22年7月の一般世帯の消費者態度指数は、43.3と平成22年6月に比べて0.2ポイント低下しました。また、平成22年7月の単身世帯の消費者態度指数は、43.6と平成22年6月に比べ0.2ポイント低下しました。
7月の「消費動向調査」結果の特徴は
今回、注目すべき点としては、6月の「消費動向調査」結果と異なり、一般世帯の消費者態度指数を構成する消費者意識指標である「暮らし向き」(平成22年7月)が、43.2と平成22年6月に比べて0.4ポイント低下したことです。
この消費者意識指標の「暮らし向き」は、平成22年1月から同年6月までは、前月比でプラスとなっていましたが、平成22年7月は、マイナスに転じる結果となりました。つまり、個人消費の冷え込み懸念が生じていることを意味します。
しかし、現在の日本は猛暑が続いており、ビールなどの飲料、エアコンなどの耐久消費財の売り上げが、例年以上に伸びています。よって、今後は、猛暑による影響などから消費者態度指数が改善に転じるかどうかが注目すべき点です。
内閣府
http://www.cao.go.jp/消費動向調査(全国、月次)平成22年6月実施調査結果(内閣府HP内)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/2010/1007shouhi.html