7月の全国百貨店売上高が発表
平成22年8月19日、日本百貨店協会が、「平成22年7月 全国百貨店売上高概況」を発表しました。
(画像は、日本百貨店協会HPトップページ)
平成22年7月の全国百貨店売上高は、平成22年6月に比べ、1.4%減(店舗数調整後)の6002億円余りとなりました。売上高の減少は、29ヵ月連続となりました。
また、7月の百貨店売上高の対前年増減率を見る限り、都市部(全国主要10都市)の百貨店と比べ、地方(主要10都市以外の地方)の百貨店が相変わらず苦戦している状況です。
7月の全国百貨店売上高の特徴は
7月の全国百貨店売上高の最大の特徴として挙げられるのは、前月と異なり売上高の減少率が1%台まで回復したことです。
また、7月の特徴としては、アメリカ経済の減速などによる円高、日経平均株価の下落などによる株価下落により、富裕層が消費を手控える傾向が強まったことで高額商品の売り上げが下落したことも挙げらています。
来月の百貨店売上高においては、景気減速懸念が浮き彫りとなる中、今年の記録づくめの猛暑がどのように影響を与えるかが注目されます。
日本百貨店協会
http://www.depart.or.jp/百貨店売上高(日本百貨店協会HP内)
http://www.depart.or.jp/common_department_store_sale/list