最大下落25.06%
日本経団連が公開した「2010年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果」。2009年夏季にはほぼ全ての企業が前年比マイナスであったのに比べると、プラスもやや目立つ結果である。
発表は個別の大手企業の平均を業種別に出したものだが、一番高額であったのが食品業界の866,667円で前年比9.73%増。一番低かったのは印刷業で556,697円で前年比は17.68%増となっている。今夏の最大の下落は鉄鋼業の25.o6%だ。
2009年夏季はどうだったか?
2009年度は10%超の下落が当たり前、5業種が20%を超えるという目も当てられない有り様だったが、妥結額が一番低かったのが本年も最安値だった印刷業で473,046円。大手企業の業種では唯一50万円を切っている。最大の下落は27.7%減の自動車。また鉄鋼は18.91%の下落であり、本年の下落も考えると僅か2年で45%近くもの下落となっている。一刻も早い景気回復を望む。
日本経済団体連合会
http://www.keidanren.or.jp/indexj.html2010年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(PDF)
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2010/065.pdf