新代表決定!
2週間にわたった民主党の代表選挙の投開票が9月14日行われ、新しい民主党の代表に菅氏が決定した。
菅氏と小沢氏という、党の実力者の一騎打ちとなった今回の選挙戦は、菅氏がメディア等を通した派手な空中戦、小沢氏が着実な支持者めぐりと、その対照的な手法にも注目されていた。
国会議員票は812ポイント、党員・サポーター票300ポイント、地方議員票100ポイントの、合計1212ポイントの過半数を争った今回の戦い。
ポイントの内訳は、党員・サポーター票で菅氏249ポイント、小沢氏51ポイントと圧倒。地方議員票で菅氏が60ポイント、小沢氏が40ポイント。
そして国会議員票で菅氏が412ポイント、小沢氏が400ポイントとなり、合計で菅氏721ポイント、小沢氏491ポイント。この結果菅氏が過半数を大きく超える圧勝となった。
今後の政策は
新代表には早速、外交日程として23日から、ニューヨークで国連総会の一般討論演説が予定されている。
菅氏は当選直後の演説で「元気な日本を創る」と改めて決意を表明。また民主党は「ノーサイド」であり、全員が一致して党運営にあたるよう訴えた。
菅氏の当選により、年内の補正予算の検討、そして消費税の増税問題が大きな焦点となってくることが予想される。
また、大敗という形となった小沢氏が、今後執行部の運営とどのように距離を保っていくのか、注目される。
編集部 宗近 明
民主党
http://www.dpj.or.jp/