空室率8・66%
大阪ビルディング協会は14日、会員企業の104社を対象にしたオフィスビルの上半期の市場動向調査結果を発表した。
空室率は前期比1・24ポイント増の8・66%をなり、調査結果の公表を開始した平成17年下半期以来最悪となった。
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地域差が拡大
地域差も広がった。梅田・堂島・中之島地区の大型ビルは3・92%である一方、御堂筋沿いの大型ビルは23・56%を記録した。
併せて、継続賃料も528円減の1万1千円となり、最低の下落幅を記録し、地域差も拡大している。
不況と供給過剰の影響か
空室率が最悪となった背景には、長引く不況とビルの新築が相次いだことによる供給過剰の影響があり、9日に発表された東京都心の空室率も前月比0.07ポイント上昇と、2カ月ぶりにアップしている。
大阪ビルディング協会
http://www.osaka-birukyo.or.jp/MSN 産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100914/fnc1009142355025-n1.htm