世界2位の経済大国へ
日本の内閣府の発表では、第2四半期の名目GDPで、中国は日本の1兆2883億ドルを上回り、1兆3369億ドルを記録した。
これ以上、円高が進まなければ、中国は今年日本を抜いて世界2位の経済大国になる可能性が高い。
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経済の成熟はまだまだこれから
世界2位とは言っても、中国の経済の成熟はこれからだと考えられる。一人当たりGDPでは、2009年で世界ランキング100位で、これは日本の1973年の水準である。
また、外需を通じて経済を発展させてきた日本と同様に成長を遂げた中国が、これからも類似する歩みを続けるならば、今後10年~15年は比較的高水準の経済成長を続けるだろうと考えられる。
第3次産業の成長に期待
今後は経済構造の変化が成長のカギとなる。第3次産業の占める割合がまだ小さい中国は、これから長期的に成長していくことが期待できる。
Searchina
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0916&f=business_0916_054.shtml