投資信託最新情報
2024年11月24日(日)
 投資信託最新情報

国産ジェット機「MRJ」、設計終え製造開始へ--今後に期待

注目の投信
運用状況
新商品・新サービス
投信データ
その他
国内投信最新 新着30件






























国産ジェット機「MRJ」、設計終え製造開始へ--今後に期待

このエントリーをはてなブックマークに追加
三菱航空機は、次世代リージョナルジェット機MRJ (Mitsubishi Regional Jet)を2009年9月の仕様確定以来、本年夏の終了を目指して設計作業に取り組んできたが、このほど詳細設計から製造段階に移行したと発表した。

MRJ

MRJの主なパートナーは既に決定しており、今後、パートナー各社によって部品の製造が開始されるが、親会社の三菱重工業では、胴体・主翼・尾翼を製造し、機体の最終組立と艤装作業を担当するという。なお三菱小牧南工場は、かつてYS-11の組み立てをしてもいる。

世界最高レベルの運航経済性と客室快適性
MRJの特徴は、世界最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼ね備えた70~90席クラスの次世代リージョナルジェット機という。

先進の空力技術・複合材技術に加え、次世代の新型エンジンを採用することで、従来の同型ジェット機と比較して20%以上も優れた燃費性能を持つ。騒音、排出ガスも大幅に削減し、これら圧倒的な運航経済性と環境適合性により、エアラインの競争力と収益力の向上に大きく貢献することを目指している。

また機内の座席シートは、自動車技術の転用による三次元編物のスリムシートとしたことで、従来よりも薄くすることが可能で、座席の前後の間隔と足元の空間に余裕が出る。そして体にかかる圧力を分散させ、通気性にも優れており、乗客はゆったりと快適に座れるとしている。

トイレは車椅子の利用も可能という。さらに大型のオーバーヘッド・ビン(荷棚)の装備、横4席配置や通路のゆとりは、これまでのリージョナル機にはない快適な客室空間を提供している。

初号機納入は2014年、10年間で1,000機見込む
予定では、初飛行を2012年第2四半期に、初号機の納入は2014年第1四半期とのこと。

これまでの受注は125機(含仮発注)で、全日空が25機、米トランス・ステイツ航空が100機となっている。また日本航空やカタール航空も導入を検討中という。

リージョナルジェットの採算分岐点は350機といわれ、三菱は2012年の型式証明取得から10年間で、1,000機の販売を目指している。

そして航空機開発は、自動車以上に技術の裾野が広いことから、MRJから各種産業への技術移転が期待されている。

外部リンク

MRJ ホームページ
http://www.mrj-japan.com/j/index.html

Amazon.co.jp : MRJ に関連する商品



  • どこまでも自己利益追求 清水正孝東電前社長アラビア石油社外取締役の意図(6月5日)
  • 「美容整形ツーリズム診療」開始 中国富裕層向けに充実の受け入れ態勢 【湘南美容外科クリニック梅田院】(3月27日)
  • 「みんなの力」で植林!アンケートを活用した植林プロジェクト開始(10月12日)
  • 東芝、高容量・長寿命の充電式電池「IMPULSE」シリーズを発売(9月14日)
  • 10ワット以下の電灯料金を3割軽減へ--LEDなど省エネ促進で電力会社(9月13日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->