中古車販売会社は販促策を積極的に展開
エコカー補助金制度の終了により、東北の中古車市場が回復の兆しを見せている。
8月の中古車販売台数は前年同月を上回り、大盛況の展示販売会もあったという。いくつもの中古車販売会社が現金キャッシュバックのキャンペーンを展開し、しのぎを削りあっている。
現金キャッシュバックキャンペーンは、オリックス自動車やGooなど大手の中古車販売会社の他、地域に根ざした中小の販売会社なども積極的に行っている。
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東北の8月の中古車販売台数は前年同月比9.8%の増加
日本自動車販売協会連合会の調査データによると、東北の8月の中古車販売台数(軽自動車を除く)は2万4649台。前年同月比9.8%の増加。19カ月ぶりに前年同月を上回った。
福島県中古自動車販売商工組合が8月下旬に福島市で開いた販売業者向け中古車オークションでは、成約台数が1491台となり、1976年のオークション開始以来最多記録となった。
補助金制度終了前の8月から中古車の販売台数が急伸したのは、秋以降に需要が高まる中古車の台数確保のために、販売業者が先行して買い求めたためだ。
日本自動車販売協会連合会
http://www.jada.or.jp/河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100926t72014.htm