LG電子再参入
韓国の大手電機メーカーLGエレクトロニクス(LG電子)は27日、薄型テレビで日本市場に再参入すると発表した。
LG電子は薄型テレビでシェア世界2位。以前小型テレビを日本で発売したが、08年に撤退しており、今回は世界市場からの評価を携えて再度日本市場に挑戦する形だ。
高級機種で日本メーカーに真っ向勝負
今回日本で発売するのは、3D対応の液晶テレビなど10機種。全機種がLEDのバックライトを搭載しており、高級機種の「LX9500」では3D対応のほか、LED液晶パネルを背面全体に搭載して2.3センチの薄さを実現している。
LG電子は10年1~6月薄型テレビ出荷シェアで同じ韓国のサムスン電子に次いで世界シェア2位だ。10年には前年比53%増の2500万台の販売を目標としており、11年にはさらに3500万台にまで引き上げる方針だ。
日本市場は競争激化か
これまでは実質的にほぼ国内メーカーだけで占められていた日本の薄型テレビ市場だけに、今回のLG電子の参入は意味合いも大きく、競争の激化が予測される。
LGエレクトロニクス
http://www.lg.com/jp/index.jsp