好調な実績
トヨタ自動車は9月28日、8月分の生産と国内販売、輸出実績を発表した。資料によると、トヨタの8月の国内生産台数は乗用車20万6,873台で前年同月比14.4%増、商用車は1万8,761台で同2.7%増となり、合計で13.3%増加の225,634台の生産となった。2桁増を達成。
また国内販売台数も乗用車12万4,243台で、前年同月比はなんと44.7%の大幅増。商用車も8,313台となり、22.9%もの増加となった。補助金終了前の駆け込み需要などが影響したものと見られる。国内総販売台数は13万2,556台となり、前年比43.1%増と景気の良い結果となった。
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為替の影響か
対して円高の影響もあってか目立った動きのなかったのが輸出実績で、乗用車が10万5,227台の6%増。商用車は1万台を割って9,989台となり、マイナス13.5%と落ち幅が目立った。合計では前年同期比3.9%とプラスを維持した。
これにより、トヨタは国内生産で10ヶ月連続、国内販売で13ヶ月連続、輸出で8ヶ月連続に前年同期比を上回ることとなった。また海外生産台数も34万1,144台で10.2%増。南北米大陸やアジア・オーストラリアなどで増加を記録した。
また関連会社のダイハツ工業と日野自動車の生産・販売台数も同時に発表され、国内販売でダイハツが前年同月比22.4%増、日野自動車も33.2%増と好調な数字を示した。
編集部 宗近 明
プレスリリース:トヨタ自動車、8月 生産・国内販売・輸出実績
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/10/09/nt10_056.html