初週販売255万本は日本ゲーム史上最大
9月29日に開催された「任天堂カンファレンス2010」について、ゲームポータルサイト「4Gamer.net」が詳しく報じている。そのレポートによると、ニンテンドーDS用ソフト「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」の初週販売数が255万本を記録したという。任天堂社長 岩田 聡氏が述べたものだ。
「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」は9月18日に発売され、予約のみで既に188万本に達していた。初週販売数の255万は、DS用ソフトだけではなく、日本のゲームソフト史上最大の売上げ数となった。
「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」 大ヒットの理由
岩田氏は、2006年発売の「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」、2009年発売の「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー」のレーダーチャートをそれぞれ示し、同シリーズのプレイヤー層の推移について述べた。
「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」は男女とも小学生のプレイヤー層が圧倒的に多かったが、「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー」では小学生に加えて16歳から24歳の世代も遊んでいるという。そうしたポケモン回帰現象がブラック・ホワイトではさらに拡大したことが大ヒットの理由だと、岩田氏は分析している。
他にも岩田氏は、ニンテンドーDSの販売台数は発売開始以来3000万台にのぼり、普及台数が最大化したタイミングで、ポケットモンスターの最新作がリリースできたことも大きいと述べている。
そして岩田氏は、今後の展望を次のように述べている。
今回の大きなヒットは、これらの流れにより生み出されたもの。これから年末に向けて大きく販売数を伸ばすであろう
4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/107/G010761/20100929074/