天然ガス田開発プロジェクト用の工事を受注
新日鉄エンジニアリングは30日、インドネシア子会社であるP.T. Nippon Steel Construction Indonesiaを通じて、インドネシア・マハカム沖鉱区の天然ガス田開発プロジェクトで必要な掘削設備据え付けと、海底パイプライン敷設の工事一式を受注したと発表した。
設計から試運転まで、12年6月に完成予定
今回の受注は、マハカム沖鉱区での「サウスマハカムガス田開発プロジェクト」を進める仏石油大手、トタルから受けたもの。
新日鉄エンジは、天然ガス生産用プラットフォーム3基(総重量約9,000トン)およびパイプライン(24インチ及び12インチ、全長約84km)につき、設計・調達・製作・据付・試運転まで行い、2012年の6月に完成させる予定だ。
天然ガスは日本へも
インドネシア/マハカム沖鉱区で生産されるガスは、一部インドネシア国内向け供給と併せて、ボンタン基地で液化され、日本、韓国、台湾等にLNGとして輸出される。
新日鉄エンジニアリングは、今後も東南アジアを中心とした石油・天然ガス開発関連事業の発展に貢献していくとしている。
新日鉄エンジニアリング株式会社 リリース
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