2時間以上のコンベンションを開催し下呂市に宿泊で支給
日刊トラベルニュースが報じたところによると、岐阜県下呂市から、下呂交流会館の林利春課長、下呂温泉合掌村の大谷克己施設長、下呂温泉観光協会の神田哲夫理事、水明館大阪営業所の松室均所長がトラベルニュース社大阪本社を訪れ、同市が実施しているコンベンション助成金制度について紹介した。
下呂市の助成金制度とは、30名以上の人数で下呂市内の会議施設などを利用し2時間以上のコンベンションを開催する、そして下呂市内に宿泊すると助成金が支給されるというもの。
コンベンションとは国際的及び全国的規模の大会・会議・学会・研究会・研修・合宿などをいう。但し営利目的の興行、政治団体、宗教団体。またはそれに類する団体に関係してはならない。
(画像はイメージ)
支給の具体例
助成金額は単日あたりのコンベンション参加者宿泊人数によって異なる。30―49人で5万円、50―99人で10万円、100―199人で20万円、200―299人で30万円、300―399人で35万円、400人以上で40万円の助成。
たとえば10名参加のスポーツ合宿を5泊6日で行う。参加者は延べ50泊で助成金は10万円支給される。200名参加の野球大会を実施し大会前後に1泊ずつで合計2泊した場合は、30万円×2で60万円が支給される。
コンベンションについては観光パンフレットの無料支給、記念品の提供、横断幕・タペストリー・盛花スタンドの設置、ボランティアガイドの派遣なども行っている。
4月から6月の3カ月ですでに63件・6614人の利用があり、延べ宿泊客数は6956人になったという。周辺にグラウンドなどが豊富なことから大学の合宿利用が多いそうだ。
下呂市コンベンションビューロー
http://hida-gero.jp/info2.pdfトラベルニュース
http://www.travelnews.co.jp/news/onsen/1009301017.html