統計情報を民間に広く活用してもらうためのWebサイト
経済産業省が9月28日、Webサイト「データボックス」の試験的な運用を開設した。経済産業省が提供する統計情報についての意見を求めるとともに、統計情報の民間活用を促進してもらうのが狙い。検証用サイトとして10月24日まで利用ができる。
利用者はサイトのリスト一覧やキーワード検索から、経済産業省が提供する書誌情報や統計情報を探して閲覧する。検索オプションとして政策分野・統計分野・作成機関・統計種類・ 分析種別のカテゴリ別検索もある。利用者が直感的に目的のデータを探せるよう、各カテゴリには小項目が設定されている。統計データはExcel、 PDF、XMLなどの形式で提供されダウンロードも行える。
無料会員登録することで高度な利用も可能
利用者は無料会員登録することで、統計の詳細な分析が行える。統計表のうち利用者が必要とするデータを集計したり内訳を表示させたりの他、数値のグラフ化も容易に実行できる。他に統計情報ごとにコメントを書き込む機能も。
経済産業省では現在、インターネットを活用し政府を国民に開かれたものにしていく取り組みを推進している。いわゆるオープンガバメントというものだ。その一環として国民参加型のサイト「経済産業省アイディアボックス」の運営にも既に取り組んでいる。
経済産業省 Databox
http://databox.openlabs.go.jp/