台北市信義区 統一阪急百貨 地下1階にオープン
株式会社ファーストリテイリングが10月7日、「ユニクロ」の台湾1号店をオープンさせる。6日には現地で同社の会長兼社長である柳井正氏が記者会見を行い、その様子をサンケイビズが報じた。
台湾1号店の出店場所は台北市信義区の「統一阪急百貨 台北店」地下一階。信義区は台湾政府がインフラ整備を進め、副都心を形成している地域。世界貿易センターなどもあり、国際都市としての姿を見せている。
ユニクロ台湾1号店の売り場面積は440坪。VMD(ビジュアル・マーチャン・ダイジング)は、ユニクロのグローバル旗艦店「ユニクロ ソーホー ニューヨーク店」を手がけたVMDチームが担当。メンズとウィメンズの区別が一目でわかるような売り場のレイアウト、フローリングの床のグレード感などにこだわりを見せている。
記念商品・特別価格商品・ノベルティを用意
7日のオープンに合わせて記念商品や特別価格商品、ノベルティなども用意する。記念商品・特別商品はTシャツ10柄、ジーンズ、カシミヤセーター、パーカーなど。ノベルティはオープンより4日間、1500TWD以上の商品購入者 先着3万名にオリジナルトートバッグをプレゼントする。
11月にはマレーシアにも出店を計画。日本国内と同様のペースで店舗数を拡大させるという。
柳井正会長兼社長はオープンに先だった6日の会見で次のように述べた。
アパレルの小売りでアジアナンバーワン、世界ナンバーワンを目指す上で、台湾はとても重要な市場
1~2年以内には、ほかのアジアの国も全部出店できると思う
ユニクロの商品は現在、生産の80%強を中国で行っている。今後は30%以上をタイ、ベトナムなど中国以外で生産する意向も明らかにした。
サンケイビズ
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101007/bsd1010070727004-n1.htm共同通信PRワイヤー
http://prw.kyodonews.jp/open/release.do?r=201010062066