COP10に際して
10月11日より名古屋市で開催されるCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)を記念し、小売り大手のイオンは独自のブランド「トップバリュ」に、様々な商品を追加することとなった。商品は10月20日から順次店舗に並んでいく。
今回の取り組みでより充実したラインナップとなるのは、主に海産物を対象とした「海のエコラベル」付商品。今までは7品目17種類であったが、今回新たに追加して11品目21種類となる。
※ 画像はイメージ
安全で持続可能な取り組み
「海のエコラベル」とは、限りある海産資源を持続可能なものとするためにきちんと管理し、またその海産製品がどのような過程で作られたものか、製品から漁業までさかのぼって追跡する、トレーサビリティーも含めた規格に合致した製品を示す。
これは国際的なNPO「海洋管理協議会(MSC)」の認証制度に基づいたもので、イオンはMSCの認証漁業で漁獲された魚を店内で加工し、販売することが可能となる「MSC-CoC認証」も、日本の小売業で初めて取得している。
また「海のエコラベル」商品の一部は、10月11日~29日まで名古屋市の白鳥地区で開かれる「生物多様性交流フェア」の野外展示会において、世界にも発信される。
新商品のラインナップ
今回追加される新商品は次の4点。「天然 塩銀鮭中辛塩味お弁当用 4切 398円」「さば西京漬け 2切 298円」「銀鮭西京漬け 2切 398円」「あぶらかれいみりん漬け 4切 298円」。どれも安全である上にリーズナブルな値段が並んでいる。以下は発表に際したイオンのコメント。
イオンは、「海のエコラベル」付商品の販売を拡充することで、お客さまに、限りある水産資源を守る環境に優しい商品の選択をご提案いたします。
編集部 宗近 明
イオンプレスリリース:
「COP10を機に生物多様性保全に向けた取り組みを拡充」(PDF)
http://www.aeon.info/company/data/2010/pdf/101001R_1_2.pdfMSC日本語ページ
http://www.msc.org/about-us-ja